アップデート

任意組合と匿名組合が併売可能に。「不特法クラウドver1.30」をリリース

任意・匿名組合タイプの両方への対応や、源泉の設定を法人ごとに指定できる機能、ライト版への機能追加、管理画面のUI改善など10件以上の機能追加・変更を行いました。

株式会社レプスは、『不特法クラウドver1.30』をリリースしました。

ver1.30では、組合方式を選択できる機能を追加。任意組合・匿名組合のファンドを1つのサービスで併売することができるようになりました。

そのほか、PayPay銀行ワンタイム口座による入金消し込み、スタンダード・プロ版で提供していた分割型(インカム益型)のファンドの早期償還、投資家への電子交付書面発行機能をライト版にも実装しました。

任意組合・匿名組合のファンドを1つのサービスで募集可能に

これまで対応していた匿名組合に加えて、あたらしく任意組合方式に対応しました。不特法クラウドの導入事業者は、1つのサービスで匿名組合と任意組合の両方をファンド募集することができます。

また、夏に予定しているアップデートでは、任意組合の税計算にも対応予定です。募集から運用、分配・償還まで、スムーズにご利用いただけるようになります。

法人投資家ごとに源泉の有無を切り替え可能に

これまで法人投資家についてサービス単位で、源泉の有無を設定できるようになっていました。今回のアップデートでは、サービス単位に加えて法人投資家単位で、源泉徴収をするのか/しないのかを設定できるようになりました。

PayPay銀行ワンタイム口座による入金機能に対応

不特法クラウドには、バーチャル口座を投資家に割り振ることで自動入金消し込みができる機能がありました。今回、これまで対応していたPayPay銀行「入金消し込みライト」、GMOあおぞらネット銀行に加えて、PayPay銀行「ワンタイム口座」による入金機能に対応しました。

管理画面の機能追加・UI改善

管理画面の会員新規追加において銀行コードの自動入力に対応

ver1.28で実装した、電子投資家が払い出し口座を入力する際、銀行名のサジェスト・銀行コードの自動入力に対応していましたが、今回のアップデートでは、管理画面での会員追加においても銀行コードの自動入力に対応しました。

これにともない、面前投資家を扱うライト版にも、銀行コードデータベースを実装し、最新のデータベースを自動取り込みする機能を実装しました。

分配型ファンドにおいて、個別の運用期間・日数を表示

分配型ファンドにおいて、これまで分配日時・分配額・源泉額が確認できるようになっていましたが、各分配の対象運用期間・日数を確認できるようにしました。

会員一覧画面での並び替えを追加

会員一覧では、条件をもとに会員を絞り込むことができましたが、新しく並び替え機能を追加しました。

ライト版にスタンダード・プロ版の便利な機能を追加

分配金分割型ファンドにおける早期償還機能

一括型だけでなく、分割型でも早期償還をしたいという要望を受け、スタンダード・プロ版で提供していた分割型(インカム益型)のファンドの早期償還機能を、ライト版にも実装しました。

電子交付書面の発行機能

投資家への電子交付書面発行機能をライト版にも実装しました。

これまで、電子取引のないライト版でも投資家に向けてマイページを発行できる機能を提供してきました。マイページでは、出資ファンドの分配日、分配金額や、投資家情報が確認できるほか、年間取引報告書が自動発行できる機能がありました。

今回新たにそのほかの電子交付書面を発行できるようになったため、財産管理報告書や運用報告書を、マイページを通して発行できるようになりました。

そのほか

そのほか、以下の機能の変更・修正を行いました。

変更

  • ファンド管理画面のファンド詳細タブで、写真エリアの見出しと本文が空白で投稿することを許可するよう変更
  • ファンド管理画面で再組成移管時の備考欄の最大入力数を1,000文字に増加
  • 管理画面において、文言・レイアウトの微調整
  • 不要なコードの整理等

修正

  • 支払調書CSVの分配金支払日が正しく年月日表示されるよう修正

不特法クラウドの特徴

必要な機能は無償アップデート、追加の予算に振り回されません

他社のシステムと大きく異なる部分は、すべての事業者にとって便利な機能は無償アップデートを続けていることです。法改正や、運用の負荷軽減などで新しい機能が必要になっても、追加の見積が発生し振り回されるようなことはありません。

※特殊な対応や指定のCRMとの連携など、特定のクライアントだけにカスタマイズが必要なものについては有償での対応になります。

サーバー費用・サーバー保守費用もなし!月毎にコストが変動しません

不特法クラウドはサーバー費用もサーバー保守費用もシステム保守コストに含むため、毎月の利用料金が変わりません。弊社専属のサーバーエンジニアが中心となり、クラウドファンディング特有のアクセス負荷によるコスト増減も織り込んで設計しているため低コスト・固定料金を実現できました。

また、継続的にサーバーの見直しやOS・アプリケーションのアップデートを行っており、それによりシステム速度が向上するなど、コストが織り込んであるからといって手を抜くことなく改善を続けています。

※本システムと連携するネクスウェイ社提供の本人確認サービス料など、他社が提供するサービスについては変動コストがかかる場合があります。お客様から保守条件やスペックの見直しを受けた場合、ランニングコストを再見積もりする場合があります。また災害や為替の影響など、コストに影響を及ぼすような社会的な背景があった場合、提供価格の見直しを行う可能性があります。