弊社システムの営業資料を剽窃した営業活動についての注意喚起と和解について
弊社システム営業資料の剽窃に関する件についてのお知らせ
2023年8月、弊社が提供する不特法クラウドと競合するシステムを提供している会社(以下「本件会社」といいます。)が、弊社システムの提案資料・営業資料(以下「弊社資料」といいます。)の一部を剽窃した営業資料(以下「本件営業資料」といいます。)を用いて、営業活動を行っていること発覚いたしました。
本件営業資料においては、弊社資料の構成が模倣されており、また、使用されているテキストの一部が完全に合致するとともに、弊社の登録商法である「不特法クラウド(登録商標)」との名称も資料内に使用されておりました。
弊社は、2020年に不特法クラウドのシステム開発を開始し、継続的に機能を開発するだけでなく、顧客においてより分かりやすい資料を作成するため、日々リソースを投入している中で、このような行為が行われたことは極めて遺憾です。
本件会社に対しては、上記剽窃行為について、弁護士を通じて厳重に抗議をし、その後の協議の結果、弊社は、競合会社による謝罪を受け入れ、2025年4月和解に至りました。弊社としては、今後も、弊社の知的財産を許諾なく使用する行為については厳正に対処していく所存です。
弊社の不特法クラウドと同種のシステムの導入を検討されているお客様におかれましては、弊社システムの類似製品にご注意いただくとともに、システムの仕様と営業資料の合致等について、総合的に精査していただきますようお願いいたします。
なお、上記経緯があったことから、2023年9月以降、新規お問い合わせのお客様に対して、以下の対応を取らせていただいています。
お問い合わせ後に開示する内容
- 営業資料
- 価格表
事業検討用の守秘義務契約を締結後、開示する内容
- システムのデモサイトの提供
- 事業フローやシステム画面を掲載した詳細提案資料
近年、他社システム導入後のシステム要件の食い違いやトラブルの相談が増加しております。弊社としては、検討段階で十分情報を開示し、ご納得頂ける形でのシステム導入を進めていきたいと考えておりますが、上記のような模倣を防止する観点から、情報開示に際し、守秘義務契約をお願いする場合がございますので、ご理解いただけますと幸いです。
以上、何卒、よろしくお願い致します。